「疲れがとれない…」その犯人が判明!?

「疲れがとれない…」その犯人が判明!?

2017.04.07  |  カテゴリ:健康管理

「ああ、疲れた…」「疲れがとれない」といった疲労は誰もが感じたことのあるもの。でも「疲れ」とはいったい何なのでしょうか。運動をしたとき、仕事がいそがしいとき、プレッシャーなどの強いストレスを感じたとき…さまざまなシーンで感じる疲れの原因と対策について知ることで、疲れに強い体づくりに役立てましょう。
 

あなたは疲れていませんか?

疲れには「肉体疲労」と「精神疲労」があると耳にしたことはないでしょうか。肉体疲労はスポーツや肉体労働などによる身体的な疲れで、精神疲労はオーバーワークやストレスなど精神面の疲れと言われていました。日本経済新聞社の調査によると、「精神的に疲れを感じていることが多い」という人が全体の約64%、「肉体的に疲れを感じていることが多い」と答えた人が約67%に上っています。
 

「疲れた」と感じたら、体がサビてきている証拠?

ところが近年、筋肉疲労以外の疲れには、活性酸素が大きく関わっているという研究結果が発表されています。肉体疲労も精神疲労も実は活性酸素による細胞の機能低下が疲労の根本的な原因であるというものです。

酸素は人間が生きていくために欠かせません。取り込んだ酸素が血液にのって体の隅々にいきわたり、栄養分を燃焼させて体内でエネルギーを発生させるなどの働きをしています。ただ、その酸素の一部が、さまざまな要因をきっかけに活性酸素という攻撃型の酸素になってしまうのです。活性酸素は病原体を退治する働きもありますが、同時に細胞そのものを傷つけ、劣化させてしまう害があります。鉄は酸化するとサビますが、それと同じことが細胞でも起こっているのです。
 

活性酸素によって傷つけられたことで、細胞は本来の機能が低下していまいます。細胞の機能が低下することで、身体機能のパフォーマンスが下がり、「疲れた」感じるというのが、疲労の原因は活性酸素であるという説の理論です。
 

活性酸素対策には

活性酸素が発生する理由はさまざまです。酸素がエネルギーを発生させる過程でも活性酸素はできますが、他にも多くの外的要因があります。例えば紫外線や喫煙、ストレス、飲酒、睡眠不足など、日常生活のあちこちに活性酸素を発生させる原因が潜んでいます。

この活性酸素対策におすすめの栄養素がビタミンCやビタミンEなどのビタミン、そしてファイトケミカルスです。ファイトケミカルスとは植物だけが持つ成分の総称で、例えばトマトのリコペン、大豆のイソフラボン、お茶のカテキン、ぶどうのポリフェノールなどがあります。さまざまな成分をしっかり摂ること、つまりバランスのいい食生活が大切なのです。
 

疲れにくい体づくりを

毎日の食事で栄養をバランスよく摂ることが、疲れにくい体づくりにつながります。いろいろな種類の野菜、果物を食べることが大切。通常の食事で摂るのは意外と難しいので、サプリメントなどを活用して補うこともお勧めです。

「疲れた」「疲れがとれない」と感じたら、紫外線対策や良質な睡眠など、日常生活の中で活性酸素を発生させる習慣をできるだけ改善しながら、活性酸素対策に役立つ栄養素をバランスよく取り入れてみることがおすすめです。

 

【参考】
大阪市立大学大学院 ホームページ
集英社『すべての疲労は脳が原因』著者:梶本修身
日本経済新聞出版社『食のコト消費に魅せられる人々』日本経済新聞社 産業地域研究所
日本産業衛生学会 『日本産業衛生学雑誌』
新星出版社『ビタミン ミネラル BOOK』監修:舛重正一/鈴木和春
秀和システム『食べる健康がわかる本』著者:落合敏
医師薬出版『別冊「医学のあゆみ」最新・疲労の科学 日本発:抗疲労・抗過労への提言』編:渡辺恭良
光生館『活性酸素と栄養』監修:日本栄養・食糧学会

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