ビタミンB6?B12?ビタミンBだけいくつもあるのはどうして?

ビタミンB6?B12?ビタミンBだけ
いくつもあるのはどうして?

2017.10.13  |  カテゴリ:健康管理

健康だけでなく美容にも良いイメージがある「ビタミン」。食事の時にビタミン補給をする目的でサラダを選んでみたり、フルーツやスムージーでビタミンを摂るようにしているという人も多いのではないでしょうか。でもひと言で「ビタミン」といってもその種類はさまざま。今回はビタミン、特にビタミンB群にスポットをあててみましょう。
 

そもそも「ビタミン」って?

子供のころ学校で「5大栄養素」について学んだ記憶はありませんか? 人間に必要な栄養素として、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルを5大栄養素、これに食物繊維を加えて6大栄養素、最近では第7の栄養素といわれるファイトケミカルスを足して7大栄養素とも言われています。

そんな基本的な栄養素のひとつ「ビタミン」ですが、その働きを知っていますか? ビタミンは体の調子を整えるのに欠かすことのできない栄養素で、その働きは種類によって異なります。必要な量は多くはありませんが、体の中で作ることができなかったり、作られても必要な量に対して十分ではなかったりするので、基本的に食事などから摂る必要があります。
 

ビタミンB1、B12……ビタミンBって何番まであるの?

ビタミンには大きく分けて、脂溶性と水溶性があります。それぞれ文字どおり油分に溶けるビタミンと水分に溶けるビタミンです。

<脂溶性ビタミン>

  • ビタミンA 
  • ビタミンD 
  • ビタミンE 
  • ビタミンK

<水溶性ビタミン>

  • ビタミンC 
  • ビタミンB群

ここで「おや?」と思った方もいるかもしれません。そう、ビタミンBだけ“群”がついているのです。「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンB12」など、番号のような数字がついたビタミンBの名前を聞いたり目にしたりする機会も多いのはないでしょうか。

ビタミンBは発見された当時は水溶性ビタミンのひとつの種類と思われていましたが、その後、ビタミンBという一つの栄養素ではなく、複数の物質でできていることがわかりました。そのため、それぞれに「ビタミンB○」という風に番号をつけるようにしました。後に、ビタミンと呼ぶには適さないものもあることが判明し、いくつかの“欠番”を出しながら現在ビタミンB群に属するのは以下の8つです。

<ビタミンB群を構成する成分>

  • ビタミンB1(チアミン) 
  • ビタミンB2(リボフラビン) 
  • ビタミンB3(ナイアシン) 
  • ビタミンB5(パントテン酸) 
  • ビタミンB6(ピリドキシン) 
  • ビタミンB7(ビオチン) 
  • ビタミンB9(葉酸) 
  • ビタミンB12(シアノコバラミン)

 

ビタミンB群の“得意分野”を知ろう

これらビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれ、脂質、たんぱく質、炭水化物をエネルギー変える補酵素として働きます。また、ビタミンB群はひとつの成分だけでなく、複数がお互いに助け合って働くので、それぞれの成分をバランスよく摂ることも重要です。

また、ビタミンB群を構成する成分もそれぞれに“得意分野”があります。例えばビタミンB1、B2、B6は皮膚や粘膜の健康維持を助け、ビタミンB12は赤血球の形成を助けます。また、葉酸は妊婦が積極的に摂りたい成分として有名になってきました。
 

ビタミンB群は野菜だけではなく、卵や肉、魚類にも多く含まれます。例えば卵(卵黄)にはビタミンB2、B6、ビオチン、パントテン酸が豊富ですし、レバーにはビタミンB6、B12、パントテン酸、葉酸、ビオチンが含まれています。ビタミンB群をバランスよく摂るためには、いろいろな食材をバランスよく食べる必要があります。ビタミンB群のバランスが極端に偏ったり、不足すると肌あれや口内炎など粘膜の炎症など、様々な不調の原因になります。エネルギー代謝をサポートし、成分によっては肌や粘膜の健康にかかわるなど、健康はもちろん美容とも関係の深いビタミンB群。しっかり摂って健やかな毎日を過ごしたいですね。

参考:農林水産省「健やかな食生活のために」
 

こちらもオススメ

美と健康をサポートするサプリメント