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脳の栄養になる食べ物とは?おすすめ食材や食べ方を紹介

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2023年10月 4日 / 更新:2024年1月31日

脳のエネルギー源といえば「ブドウ糖」が有名ですが、実は、脳の働きをサポートするためにはほかにもさまざまな栄養素を摂取する必要があります。そこで今回は、脳がよろこぶ栄養素や多く含む食材を解説します。おすすめの食べ方やレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

医学博士・永田孝行

一般社団法人 日本ダイエットスペシャリスト協会理事長
健康運動指導士

生活習慣病予防と改善の為の食事療法としてGI値に着目し、低インシュリンダイエットを提唱。主な活動として、各健康保険組合・企業・各都道府県での講演活動、雑誌の指導・監修、テレビ、ラジオ、新聞などの取材も多数受けている。

◆一般社団法人 日本ダイエットスペシャリスト協会 公式ホームページ:https://jdsa.co.jp/

脳の栄養になる食品とは?

脳の健康を保つためには、以下のような食品を積極的に摂取することが大切です。


ごはんやパン、果物など

ご飯やパンなどの主食や果物等に含まれる糖質は、消化酵素の働きによってブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源です。このブドウ糖が供給されることで、脳はスムーズに働くことができます。なお、ブドウ糖が不足している場合は、肝臓が「ケトン体」という物質をつくりだし、脳のエネルギー源とします。

このように、人の身体はブドウ糖が不足しても脳のエネルギー源が枯渇しないような仕組みになっていますが、炭水化物を極端に控えると脳だけでなく全身の健康に悪影響が及ぶ可能性があります。脳の働きを衰えさせないためにも、ごはんやパンなどの炭水化物は適量を摂取するよう心がけましょう。


肉類、魚類など

肉や魚などに含まれるタンパク質は、セロトニンやドーパミンといった脳の神経伝達物質の材料になります。とくに、動物性タンパク質には、セロトニンの材料になるトリプトファンが豊富に含まれています。タンパク質が不足すると神経伝達物質がつくれなくなるため、良質なタンパク質を多く含む食材を摂取することが大切です。


魚の赤身、たらこ、レバーなど

脳を元気にするためには、ビタミンB群を摂取することも重要です。たとえば、カツオやマグロ、鮭などの魚の赤身には、ビタミンB6が豊富に含まれています。また、レバーには葉酸、たらこにはナイアシンが豊富です。


小松菜やホウレンソウ、あさりなど

神経伝達物質をつくるためには、タンパク質やビタミンB群だけでなく、ミネラルも欠かせません。鉄分はホウレンソウや小松菜、レバーやあさりなどに多く含まれています。


サバやカツオなどの青魚

DHAは脳の神経細胞の膜にも含まれており、脳が働くうえでなくてはならない栄養素です。DHA・EPAはサバやカツオなどの青魚に多く含まれているため、食卓に登場させる頻度を増やしてみましょう。

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脳の栄養が不足すると出てくる症状

タンパク質やビタミンB群、ミネラルが不足すると、セロトニンやドーパミン、ギャバといった神経伝達物質が減少してしまいます。これらの神経伝達物質が不足すると脳のコンディションが下がり、さまざまな症状が引き起こされます。

たとえば、集中力が低下して能率が落ちたり、やる気が低下して家事に手をつけるのがおっくうになったり、場合によっては仕事や日常生活に支障が出てしまう恐れもあるでしょう。また、ビタミンB群が不足すると、「本の内容が頭に入ってこない」「夜なかなか眠れない」などの症状に悩まされる人もいます。

鉄分が不足すると疲れを感じやすくなったり、立ち上がったときにふらつきや浮遊感などを感じたりする場合もあるでしょう。


脳に必要な栄養素を効果的に摂取する方法

脳の神経伝達物質の材料となるタンパク質は、「アミノ酸」という物質で構成されています。アミノ酸のうち、セロトニンをつくる材料となる「トリプトファン」は熱に弱い性質があるため、非加熱の調理法がベスト。豆腐なら冷奴、卵なら卵かけご飯など、加熱せずに食べられる方法がおすすめです。

同じように、ビタミンB群も過熱に弱いため、できるだけ生のまま摂取できる食べ方が望ましいでしょう。また、「非ヘム鉄」よりも動物性の食材に含まれる「ヘム鉄」のほうが、吸収効率が高いとされています。ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取すると吸収効率がアップするため、これらを含む食材を組み合わせたメニューがおすすめです。

青魚に多く含まれるDHA・EPAは過熱による影響はないものの、煮たり焼いたりすると脂が溶け出すことによってDHA・EPAも逃げてしまいます。スープや煮物など溶け出した脂もそのまま摂取できるような調理法や、刺身として生のまま食すのがおすすめです。

また、記憶力アップ効果があるとされる食べ物は、朝食の際に摂取するとよいとされています。ぐっすり眠った翌朝は、1日のなかで脳が最もスッキリしている時間帯です。このタイミングで脳にエネルギーをチャージすれば、仕事や勉強に集中して取り組むことができます。ただし、仕事や勉強で頭を使っていると、だんだんと脳のエネルギーが不足し、記憶力や思考力が低下してしまいます。適度に休憩時間を設けて、脳のエネルギーを補給するようにしましょう。

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脳を元気にする!おすすめレシピ集

脳の栄養になる食材と、それぞれに適した調理法を用いたおすすめレシピをご紹介します。


カツオのてこね寿司

タンパク質やビタミンB6、DHAを含む、脳にうれしい食材「カツオ」が主役のレシピを紹介します。加熱しないので栄養素が壊れる心配なし&調理も簡単です。

【材料】
●米 2カップ
●みょうが 2個
●大葉 4枚
●ごま 適宜
【 合わせ酢 】
●12ヶ月の食卓米酢 大さじ4
●砂糖 大さじ2
●12ヶ月の食卓塩 小さじ1/2
●12ヶ月の食卓樽搾り醤油 小さじ1
●カツオの刺身 1/4尾
●12ヶ月の食卓樽搾り醤油 1/4カップ
●みりん 大さじ2

【作り方】
1.合わせ酢の材料を小ソースパンに入れ、e インダクションレンジ「マニュアル5」(中火)で煮立て、みょうがの薄切りを入れ冷まします。
2.中ソースパンにといだ米と水(分量外:米の1~1.2倍が目安)を入れ、e インダクションレンジ「オートメニュー白米炊飯」【硬め】にセットして炊きます。炊きたてのご飯に1の合わせ酢を混ぜ、冷まします。
3.カツオは5mmの厚さに切り3Lミキシングボウルに並べ、醤油、みりんを混ぜてかけます。
4.器に、(2)の寿司飯を盛り、下味をつけた(3)のカツオ、せん切りの大葉をのせ、ごまをふります。


あさりとトマトのジェノベーゼスパゲティーニ

ヘム鉄を含むあさりと、鉄分の吸収効率を助けるトマトを組み合わせたレシピです。

【材料】
●エサンテスパゲティーニ 320g
●殻つきあさり 400g
●トマト 中1個(200g)
●エサンテオーガニックエキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
●白ワイン 1/2カップ
●バジルソースジェノベーゼ 1/2カップ

【作り方】
1.砂抜きしたあさりはザルに入れ、表面を洗います。トマトは角切りにします。
2.4Lシチューパンに湯を沸かして塩(分量外)を加え、スパゲティーニを茹でます。
3.大フライパンにオリーブオイルを入れ、水気を切ったあさりを加えて中火で炒めます。油がまわったら白ワインを加え、フタをしてとろ火で約5分、あさりの殻が開くまで加熱します。
4.(3)にバジルソース ジェノベーセとトマトを加えてひと煮たちさせ、スパゲティーニを加えてからめます。


ゴロゴロ梨とサーモンのカルパッチョ

タンパク質やビタミンB6を摂取できるサーモンのごちそう感のあるレシピです。華やかな見た目なので、おもてなしにもぴったり。

【材料】
●サーモントラウト(刺身用) 150g
●梨 1/8個
●玉ねぎ 20g
●サニーレタス 20g
●梨ドレッシング 大さじ4〜5
●12ヶ月の食卓塩 少々
●粗びき黒こしょう 少々
【梨ドレッシング】
●梨 1/2個(約250g)
●玉ねぎ 40g
●エサンテオーガニックエキストラバージンオリーブオイル 小さじ4
●12ヶ月の食卓塩 少々
●粗びき黒こしょう 少々
【A】
●12ヶ月の食卓米酢 大さじ4
●12ヶ月の食卓塩 小さじ1/2

【作り方】
1.サーモンに塩を少し多めにまんべんなくふり、ペーパータオルに包み、冷凍庫で冷やします。切る直前まで冷凍庫に入れておくと、少し凍り、切りやすくなります。また、冷たいまま前菜を美味しくいただくことができます。
2.玉ねぎを薄切りにし、水で3〜4回揉み洗いし、水気をしっかりと切っておきます。梨は、5mm角に切り、サニーレタスは小さめにちぎります。
3.サーモンを薄く切り、器に並べたら、12ヶ月の食卓塩少々をふります。中央にサニーレタス、玉ねぎ、梨をのせたら、梨ドレッシングをかけ、粗びき黒こしょうをふります。
【梨ドレッシング】
4.梨の皮とヘタを除きます。玉ねぎは薄切りにし、水で3~4回揉み洗いし、水気をしっかりと切ります。玉ねぎを水で揉み洗いすると短時間で辛味をとることができます。
5.アムウェイフードプロセッサーに梨、玉ねぎ、【A】を入れ、梨の形がなくなるまで連続運転をします。そこに、エサンテオーガニックエキストラバージンオリーブオイルを入れ、さらに10秒ほど連続運転をします。調味料に12ヶ月の食卓米酢が入っているので、梨の色もきれいなままに保てます!
6.12ヶ月の食卓塩と粗びき黒こしょうで味を調えます。


脳の栄養につながる食事をしよう

脳の働きを助けるためには、ブドウ糖やタンパク質、ビタミンB群やミネラル、オメガ3系脂肪酸など、「脳の栄養」になる食材を積極的に摂取することが必要です。

また、それぞれの栄養素の特性を把握し、最適な調理方法を選ぶことも大切です。比較的加熱調理に向かないものが多いため、料理が苦手な方は卵かけご飯などの「生で食べられる方法」を模索してみるとよいでしょう。今回紹介したレシピも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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