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日々の「だるい」「眠い」の原因は血行にあり?

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2022年1月19日 / 更新:2022年2月16日

原因不明の「だるい」「眠い」といった症状に悩まされることはないでしょうか。およそ28日周期でリズムの変わる女性に多い悩みかもしれません。今回は、体調不良とまではいえないけれど、なんとなく調子が悪い…と感じやすいだるさや眠気の原因と対策を考えてみましょう。

ランチ後の「眠い…」の原因は

血圧や体温など1日の中でのさまざまな身体の変化はサーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれて、24時間周期で変動しています。これは人間だけでなく、さまざまな動物、植物にまでみられるリズムです。人間の場合、体内時計といわれるのがこれにあたり、1日の中での明暗にも大きな影響を受けるそうです。

そんなサーカディアンリズムの中で、14時頃の眠気はアフタヌーンディップと呼ばれています。昼食を食べたあとの時間帯なので、眠気の原因はランチの食べ過ぎなどといわれることもありますが、実は1日のリズムの影響で、ランチのせいではないという説が有力です。いうなれば、14時前後の眠気は生理現象というわけです。

このアフタヌーンディップへの対策は、10~20分程度のごく短時間の昼寝をしたり、ガムなどを噛んだりするほか、誰かと会話するなど脳を活性化させることがポイントです。

「だるい」「眠い」の原因は脳にあった!?

また、気だるさや倦怠感から、眠さを感じることもあります。だるいと感じる原因はなんといっても疲労です。疲れにくくなることがだるさ対策につながります。

ひとことで疲労といっても様々な疲れがあります。運動したり子供と遊んだりした疲れ、人間関係や仕事の疲れ…。これらの疲れはすべて「脳の疲労」が原因だという説があります。脳は過度な運動や悩みなどをストレスとして受け取ります。そのストレスに立ち向かうために脳は様々な指令を体に出すのですが、その状態が続くと活性酸素が多く発生して本来の力を発揮できなくなってしまいます。それが脳の疲労というわけです。

それでは、できるだけ脳を疲れさせないためにはどうすればいいのでしょうか。脳の疲労をとるのに最も必要なのは質の良い睡眠です。また、ふだんの生活の中でできるだけ脳が疲れにくい環境をつくることも大切です。そのためには適度なリフレッシュや血行の促進が有効といわれています。

脳を癒す環境をつくるには

パソコンでの作業や長時間の勉強など、同じ環境が長く続く作業は脳の疲労を呼びやすいもの。1時間ごとに少し休憩をとったり他の作業をしてみるなどのリフレッシュをすると、脳が疲れにくく集中力も高くなります。また例えばオフィスなら、ランチをデスクで食べるのではなく、屋外に出て外の空気にあたりながら食べるなども脳の癒し効果があります。

ジムなどでたっぷり汗をかいてトレーニングするとストレス解消になると感じる人もいるかもしれませんが、脳の疲労という点ではこれは誤った認識です。過度の運動で心拍や体温を急激に上げると、その調整に脳が働き、疲労につながります。疲れを感じたら過度の運動より休憩の方が脳の疲労軽減に効果があるといえます。汗をかかない程度のヨガやウォーキングといった軽い運動は、血行を促進し脳のリフレッシュに役立ちます。

ホルモンバランスなどによる体調変化のある女性は、特に冷え性などの血行不良に悩まされがちです。血行が悪いと疲労がたまりやすく、だるさを感じやすいもの。血行に大きな関係があるといわれる腸内環境を整える食生活などは、だるさの解消に直接関連がないように思われがちですが、実は密接に関係しています。血行を促進して疲れにくい脳を維持する環境をキープすることが、明るく楽しい毎日に重要なんですね。

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