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腸活

腸活では足すことよりも引くことが大事。ほぐピラなど運動を取り入れながら少しずつ取り組んで/星野由香さん

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2022年11月 1日 / 更新:2022年12月 2日

ほぐすとピラティスで合理的に身体を作る「ほぐピラ」の考案者である、星野由香さん。メディアにも多数出演しながら、パーソナルトレーナーとして活動する日々多忙な星野さんに、日頃の生活に簡単に取り入れられる腸活についてお話を伺いました。*

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星野由香さん

パーソナルトレーナー。東海大学体育学部卒業。学生時代より、人間が健康で美しくいるための人体構造に興味を持ち、西洋医学、東洋医学の両面から体の仕組みを探求。その理論とパーソナルトレーナーとしての実践経験をもとに、ほぐしとピラティスを融合した独自のメソッド『ほぐピラ』を考案。多くのモデル、女優など著名人のボディを要望通りに変える、今、最も予約のとれないカリスマトレーナーとしてメディアに引っ張りだこ。

星野由香公式サイト

Q1.星野さんがパーソナルトレーナーになったきっかけは?

きっかけは高校生の時に漠然と多くの人を健康へ導く仕事につきたい!と思ったことです。大学では体育学部に入学して、勉強をしていく中でトレーナーという職業に惹かれ、本格的に健康に携わる仕事をしようと思いました。

大学卒業後は大手フィットネススタジオに就職し、スタジオインストラクターやアクアビクス指導などを通してさまざまな業務を経験させていただきました。

お客様の「こうなりたい」に応え、一番結果を出せるものは何かを考えているうちに、「結果の出せる人になりたい」という思いが強くなったんです。その後マンツーマンでお客様と接するパーソナルトレーナーになることを決め、ピラティスについて学びはじめました。

Q2.ピラティスに興味を持ち、ほぐピラを考案することになったきっかけは?

ピラティスは多くの業界人から支持を得ている師匠が選んだエクササイズで、学ぶ意味を感じましたね。リハビリ要素があるピラティスは、呼吸と融合することで無意識の領域に動きを落とし込めるところに魅力があるフィットネスです。

パーソナルトレーナー転身後はピラティスのオールライセンスを取得し、資格養成コースにも携わり、多くの方々に指導してきました。

産後、マッサージなど自分自身のメンテナンスの時間が取れず、「家で効率的に身体をほぐすにはどうすればよいか」と考え生まれたのがほぐピラです。

レッスンに参加いただいていたお客様にも、レッスン外の時間に自宅でおこなう「ほぐしとピラティスを一緒に行うメソッド」として公開し、ご活用いただいています。

Q3.パーソナルトレーナーのどんなところが好きですか?

多方面から身体を見て、自由な発想で心身の健康や健全を考えるところですかね。

お客様のさまざまなこだわりやお悩みに対して、その人の身体を一番いい状態に持っていくことがボディメイクの面白さであるし、自分の得意分野だと思っています。

Q4.普段おこなっている腸活はありますか?

朝は白湯を200ml摂るようにしていて、青汁を追加することもあります。朝一で200mlの水分を一気に摂ることで、腸の蠕動運動を促してくれます。私自身が深部体温が冷えやすいため白湯は毎朝必ず摂っています。「200ml」というところにこだわっていますね。

また、体調に合わせて足湯や腰湯を取り入れるなど入浴方法も変えています。交感神経をたくさん使ったなと感じる日は、シャワーと足湯だけで頭寒足熱をして寝ることもあります。日によって体調は変化しているので、その時々に合わせて入浴スタイルを変えています。

Q5.腸活の視点で、食事で意識していることはありますか?

食事で気をつけているのは、水溶性の植物繊維をなるべく食事の最初に摂ることですね。

グルテンやカゼインを摂りすぎないなど、「何かを摂るよりも摂らない」摂取を休むっていう癖をつけています。腸活では「足す」ということに意識が行きがちですが、摂取しない「引く」ということも大事にしています。

腸活に限ったことではありませんが、充実した毎日を過ごすために「二元性」をいつも意識しています。食事を摂ること、あえて摂らないこと。運動をすること、あえて運動しない時間を作ること。思考を動かすこと、思考をやめてぼんやり過ごす時間を作ること。

あれもこれもやらなきゃ、では疲れてしまいます。あえて「やらない」を取り入れることも大事だなと感じています。

Q6.腸活におすすめのほぐピラはありますか?

硬くなった筋肉をほぐしながら、ピラティスで鍛える「ほぐピラ」は腸活にもおすすめのエクササイズです。「ほぐピラ」はいろいろな種類がありますが、そのなかでも「お腹ほぐピラ」が腸活にはおすすめですね。

深呼吸しながらローラーでお腹をほぐすと、リラックスできるだけでなく腸を刺激できます。

最初にうつ伏せでつま先を立て、ローラーをおへその下にあてます。両手は三角形で開いて置き、顔を下に向けましょう。

次に息を大きく吸って、ホーッとゆっくり吐きながら顔を正面に向けて上半身を下ろしてローラーに体重をかけます。このとき、腹直筋のキワを意識して行うといいですね。

Q7.腸活に取り組む際に気を付けているポイントはありますか?

腸活をする際は「大腸」「小腸」どちらにフォーカスした腸活をしたいか決めて、取り組むのがいいと思います。

よりよい栄養を摂りながら傷を癒すことを意識する「小腸活」なのか、排泄に焦点をあてた「大腸活」なのか。今の自分に必要な腸活はどちらなのか見極めてほしいですね。

腸活って「活動」という名前がついているので、ついプラスプラスにって足し算で考えがちです。そうではなくて、何もしないで休む日を取り入れたり、自分に合っていない活動をやめてみたりする視点も重要ですね。

ひとくくりに腸活といってもたくさんのアプローチ方法があるので、自分に合った方法で長く続けることが大切です。

Q8.星野さんは普段からサプリを摂取されていますか?

活用していますね。体調に合わせてサプリメントを摂っています。

毎日必ず摂取するというよりは、その日の体調に合わせたものをセレクトしています。そのなかでも多く摂っているのは、ビフィズス菌やビタミンB、タンパク質などですね。

サプリを食事の補助として摂ることで、体調が安定しているなと感じますね。冷蔵庫を見て、食材のタンパク源が足りないという日や、夜食べすぎてしまった日の翌日は、プロテインを摂って補うこともあります。

Q9.星野さんがいまハマっていることは何ですか?

身体の外側ケアは今までずっと取り組んできたので、今は改めて内側からケアする「インナーケア」に力を入れています。

身体が必要とする栄養素を補って健康な身体を目指す栄養療法というものがあります。血液検査を受けて数値をチェックしながら、栄養療法の先生と一緒に実践しています。

あとはデリケートゾーンのマッサージをおこなうフェムケアです。呼吸時には鼻と口だけでなく骨盤底筋も動いています。デリケートゾーンの保湿することで、自律神経も整いやすくなり、ぐっすり眠れるなど、毎日健やかに暮らせているなと感じているのでハマっています。

Q10.最後にこれから挑戦していきたいことを教えてください

今後はツボにアプローチしたほぐピラを展開していきたいと考えています。

西洋医学と東洋医学のどちらも融合して活用していくのが有効だと思っています。ツボを刺激した時に身体がどう変化しているのかを感じられる、楽しいほぐピラが考案できるといいなって考えています。



NHKでヨガコーナーを担当する「ヨガインストラクター」の浅野先生がおすすめする腸活はこちら

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