目元のメイクを変えるだけで、印象がガラリと変わることがあります。テクニック次第で、かわいらしくなったり大人っぽくなったりできるのがアイメイクの楽しいところ。

でも、年齢を感じさせる目元のしわやたるみなどは、メイクでは隠せないこともあります。たとえば、スマホの長時間使用などでまばたきの回数が減って目の周りの筋肉が衰えたり、加齢によってまぶたが垂れてしまえば、目が小さく見えて印象も薄くなりがちに。また目の下のくまやくすみにしわが重なれば、影のように目立つしわになって、老けた印象をもたれることもあります。どちらも、自前メイクだけでカバーするのは難しいでしょう。このように、目元ひとつで大きく印象が変わってしまうのです。

しわ、たるみ、くま、くすみなどのトラブルには、乾燥対策や紫外線対策が大切です。トラブルをできるだけ抑えるために意識したいのは、保湿と血行促進。目元の保湿に気をつけながら、血行を促す効果のあるホットタオルやホットマスクなどでやさしくケアしましょう。

就寝前や長時間パソコンに向かった後などに目元を温めれば、疲れも取れてリフレッシュできるかもしれませんね。たるみには目元の筋肉を鍛えるエクササイズもおすすめです。また、日焼け止めクリームやサングラスなどで紫外線を防ぐことも忘れずにおこないましょう。

目元の皮膚は薄いので、ゴシゴシこすったり、強く押したり、引っ張ったりするとダメージを受けてしまいます。せっかくアイケアをしても、皮膚がのびてしわやたるみができたり、色素が沈着してくまができたりすることも・・・。

デリケートな目元をケアするなら、なるべくやさしくおこなうのがコツです。またばっちりアイメイクは、落とすときに必要以上に目元をこすってしまうことがあるので、クレンジングや洗顔時には十分気をつけましょう。寝不足や生活習慣の乱れなどが影響することもあるので、規則正しい生活を心がけることも大切です。

しわやたるみなどのトラブルが起きやすい目元。アイケアをしている人とそうでない人とでは、印象に差がつきます。ケアしていても、間違った方法で続けていれば逆効果になることも。やさしく丁寧にケアして、目元美人を目指してくださいね。